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Channel: jun01tの日記
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Swiperでloop:trueを使う際の注意点まとめ

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Swiperでloop:trueを使う際の注意点まとめ

Swiperは多機能なスライダーライブラリで、WebアプリケーションやWebサイトでよく利用されます。その中でも、スライダーをループ表示させるためにloop: trueを設定することがあります。この機能を利用する際には、特定のプロパティやメソッドに注意が必要です。

loop:trueの設定時の挙動

loop: trueを有効にすると、以下の挙動が発生します:

  • 最初のスライドの前に最後のスライド、最後のスライドの後に最初のスライドのクローンが生成されます。
  • スライドが無限にループしているように見える状態を実現します。

これにより、いくつかのプロパティやメソッドの挙動が通常時と異なります。

activeIndexではなくrealIndexを使う

activeIndexは現在のスライダーの表示中のスライドのインデックスを示します。ただし、loop: trueが有効な場合、クローンされたスライドもカウントされるため、インデックスが意図しない値になることがあります。

一方で、realIndexはクローンを無視した実際のスライドのインデックスを返します。これにより、正確なスライド位置を取得できます。

使用例

const swiper =newSwiper('.swiper-container',{loop:true,});

swiper.on('slideChange',()=>{console.log('Real Index:', swiper.realIndex);// 正確なスライド位置console.log('Active Index:', swiper.activeIndex);// クローンを含むインデックス});

slideToではなくslideToLoopを使う

slideToメソッドは特定のスライドに移動する際に使用しますが、loop: trueが有効な場合、スライドがループしているため、意図したスライドに正しく移動しない場合があります。

slideToLoopメソッドはloop: trueの状態に対応しており、指定したスライド(realIndexに基づく)に正しく移動できます。

使用例

// 3番目のスライド(realIndexが2)に移動
swiper.slideToLoop(2);

まとめ

loop: trueを設定してSwiperを利用する際には、以下を意識しましょう:

  1. 現在のスライド位置を取得する場合はrealIndexを使用する。
  2. 特定のスライドに移動する場合はslideToLoopを使用する。

これらを意識することで、予期せぬ動作を防ぎ、快適なユーザー体験を提供できます。

Swiperの公式ドキュメントも参考にしながら、柔軟に活用してみてください!


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